最新レーダ雨量を活用した防災支援ツール 

省力化機器の開発を行う株式会社ユニメーションシステム(本社:横浜市磯子区 代表取締役社長:伊藤幸彦)は、観測エリア内の降雨の状態を常時監視し、危険な雨量が観測された際に警戒情報を音声・メッセージや回転灯で提供する豪雨警戒情報提供システムを発売します。 

豪雨警戒情報提供システムとは降雨の状態を常時監視して、危険な雨量が観測されるとインターネットを通じて専用の警報端末にコマンドを送信、音声・メッセージや回転灯で危険を知らせるシステムです。弊社が国立防災科学技術研究所と共同研究・開発したこのシステムは、国土交通省が運用する高性能気象レーダを用いたリアルタイム降雨観測システムである「XRAIN」を利用している点が新しく、従来の1kmメッシュ、5分~10分間隔のCバンドレーダを用いた観測システムよりも、高解像度、高リアルタイム性という点で優れており、地上雨量計が設置されていない地点を観測点にできることも特徴となっています。これは、短時間・局地的な集中豪雨(いわゆるゲリラ豪雨)を捉えるのに適しており、豪雨時の避難活動、防災活動を支援する情報として活用されることを目的としています。 このシステムはセンサーを用いた実際の現地の観測情報によって作動する弊社の警報装置製品(河川水位警報ユニット・冠水警報ユニット)との連携も可能となっています。 弊社では販売先として河川・道路など行政の防災担当、バス・電車などの交通、レジャー施設・商業施設・ビル・駐車場などの管理会社を見込んでいます。 

この記事をシェア

Previous Article

May 8, 2013 • 1:41PM

Next Article

December 24, 2019 • 5:27PM

From Our Blog